運転免許を取るための大きな関門となるのが仮免許証の取得です。
運転免許証に有効期限があり、決められた期間内に更新しなければならないことはよく知られていますが、仮免許証にも有効期限があることを知らない方は少なくないようです。
路上教習を受ける前に取得する必要がある仮免許証は、教習所での卒業検定、運転免許試験場での学科試験を受けるために必要不可欠となるものです。仮免許には、6ヵ月という有効期限があるため、その期間内に教習所を卒業する必要があります。
免許合宿であらかじめスケジュールに全て含まれていれば心配ありませんが、仕事などの都合でしばらく教習所に通えなくなったりすると有効期限切れとなってしまうこともあるのです。指定自動車教習所で教習を受講する場合は、仮免許証の有効期限だけでなく、教習期限というものがあります。
9ヵ月がその期間となっており、入校から卒業までを9ヶ月間の間に完了しなくてはなりません。仮免許証の有効期限が切れてしまっても、教習期限内であれば再交付してもらうことができますが、仮免許証の有効期限、教習期限ともに切れてしまうと、一からやり直しとなってしまうのです。
そのようなことにならないように、仮免許証を取得して少し時間が経過している場合は、免許合宿を利用することを検討した方がいいでしょう。